伊豆オープンガーデンの「お庭案内」製作

伊豆オープンガーデン「お庭案内」の印刷を伊東市役所から断られたことを先に書いた。


その後、観光都市伊東における「伊豆オープンガーデンの存在意義を力説し、市会議員を通しての陳情?を行ったりして、結局次のように決まった。
1.カラー印刷は出来ない。
2.白黒印刷は続行するが、用紙を持参せよ。


ここで「お庭案内」の製作について述べておこう。
冊子「お庭案内」は9年前のスタート時より作っている。
原稿制作は一貫して森下がやっている。いけないと知りつつ、全庭を掌握している状況、作成時の時間的制約などから合議制、あるいは他人に任せることが出来ないできた。
やっと今年からホームページのオープンガーデンの部分を担当幹事を委嘱することになった。今後もっと分担を進めなければいけない。

内容は、
1.表紙、裏表紙の表裏にタイトルや伊豆ガーデニングクラブの説明など
2.巡回の仕方など、説明ページ。
3.各庭の情報 名前・住所・電話・訪問条件・庭の特徴・庭主コメント・地図 など
4.これに各庭の写真をカラーページに集中して掲載している。


当初、会員が手分けしてコンビニでコピーしていた。約30ページを300冊作ると9000ページのコピーである。1部10円で9万円。労力的にも金額的にも大きな負担だった。コンビニの邪魔にならないよう、深夜にコピーとりに行ったりした。
この金の出所はないから会員が負担したのであった。カラーページなど望みうべくもなかった。
4年前から市で印刷を引受けてくれるようになり、3年前からカラーページを加えることが出来た。
とは言いつつも、コピー印刷物である。部数も400部である。他の行政主導のオープンガーデンが立派な印刷物を作っている中で肩身の狭い思いであった。


こうして一息ついているところに今回の騒動だった。
広報なくして組織としてのオープンガーデンは存立しない。広報の原点が「お庭案内」である。
今更コンビニコピーに戻れない。


しかし、<世の中は進歩する>というか、<窮すれば通ず>というか、<努めてやまざる者は救われる>というか、必死で探して、かって白黒コピーだけで9万円かかったコピー印刷を3割程度でやる東京の格安業者が現れたのである。6ページのカラー印刷も3万円程度で出来る。
なんとか自力で頑張れる。その資金の捻出は・・・
と考えているところに、市も歩み寄ってくれた。


自力で進んで行くことの自信がついた気がする。